エクスロンの工業用X線透視(DR)装置とコンピュータ断層検査(CT)装置は、タイヤ、合成ゴム、合成ゴム部品の欠陥検出に使用されています。優れた信頼性を備えるエクスロンの装置は、製造の最終工程で、強化素材の欠陥、異物混入、気泡を確実に検出します。また、収集されたタイヤデータを活用し、製造プロセスの監視や最適化を図ることもできます。エクスロンのCT検査装置は、タイヤの非破壊検査に関する研究開発や原因分析でも使用されます。
YXLON MTISは、製造ラインに直接組み込むことができるソリューションです。ラジアルタイヤ、バスのタイヤ、乗用車のタイヤの検査はもちろん、ワイヤロープの異常(位置、間隔、破損)を検出します。
- ベルトプライの欠陥やワイヤの欠落
- 気泡の混入
- 強化プライのズレや歪み
- 異物混入
TireAXISは、デジタル方式でタイヤの欠陥検査を自動化するソフトウェアです。詳細な構造データがタイヤごとに収集されるので、これを統計処理することにより、製造プロセスの管理や最適化に役立てることができます。タイヤやホイールを1つずつ手動で検査することも可能であり、ホイールに装着されたタイヤビードの位置を接線画像で確認できます。
エクスロンのCTタイヤX線CT装置は、タイヤのみ、またはタイヤ付きホイールのCT(コンピュータ断層撮影)3次元画像を取得します。この画像から、タイヤ構造コンポーネントの3次元幾何学的測定を実行できます。この装置は、新型タイヤのプロトタイプ設計の検証や原因解析といった研究開発で広く採用されています。